番地の謎

パスワード忘れちゃって、書きたくても書けなくなってました。やっとログインできた。


今日ある店に用があって神保町まで探しに行くことになったのだが、お目当ての番地が探せど探せど見つからなくて参った。
その番地というのは『神保町1丁目17』という所なのだが、現在確かに神保町1丁目にいるのに、そもそも回りに奇数の番地がないのである。
どういうことかというと、1-16の次の番地が1-18になっていて、隣り合う番地を見ると1-28とか1-30になっているのだ。
ちなみに西側に白山通りがあり、白山通りを挟んだ向こう側は2丁目になっている。


30分ぐらいもうろうろと同じ所を回って、見上げたり建物のすきまを覗いたりさんざん不審者のようなことをしたが、結局見つけることができず、あきらめて帰ってきてしまった。


帰ってきてからmapfanで調べてみると(出かける前にやっとけという話だが)なんと、奇数の番地は靖国通りを挟んだ南側の、私がうろついたあたりとはまるっきり反対側の土地に集められていることがわかった。
なんというややこしい番地の振り方!


白山通りを挟んだ西側が2丁目なのに、靖国通りみたいな太い道路を挟んだ向こう側が同じ1丁目だというのもちょっとびっくりだが、奇数と偶数とでわける意図がよくわからない。不便極まりない。どうしてこんなことになっているのか。
長年札幌に住んでいたせいか、番地は道路ごとで順序よく並んでいるものだと思っていた私には久々にカルチャーショックであった。この変な番地の振り方は東京ではデフォルトなのだろうか?


東京は初めて行くところを勘で探すのには向かない土地だなあと思った。
住所だけメモして出かけてもたどり着けないことがままある。


参考:mapfan 神保町駅周辺


2005/10/11追記:
神保町のこの番地の振り方は「両側町」と呼ばれる伝統的な町割の方法なのだそうだ。